さよーならみなさん / 西村ツチカ
みなちゃんは日々バイトに精進する女子高生です。但し自転車には乗れず登下校も徒歩なので満員電車でさわぐクラ友、森の中で補講するイケメン教師、寝ぐせで悩む下級生など様々な厄介男子がみなちゃんの周辺に現れます。すわ善良なみなちゃんは、困難をかわし続けて普通の幸せを掴めるのか!?
天然系の可愛い高校生女子が、めっちゃ濃い拗らせ男子に次々と遭遇してしまうお話。 シンプルで繊細な独特の線画が素敵だった。
シュールなメルヘンのようでありながら、現実世界のエッセンスを的確に抽出してる感じ。 しっかりとは捉えられないけど、やはり人の営みのリアルな反射光に違いなく。 随所でクスッとしたり、ニヤッとしたりしていまうのはその証拠なのだと思うし、取り留めもなくざわざわした感覚も訪れる。 さらっとしてるのに侮れず。 ほんわかしてるのに底知れず。 なんともはや…な世界観。
しかし、こんな不条理ワールドがものの見事に淀みなく収束するラストの強引な(笑)爽やかさ・・ 強烈にアヤシすぎて好き まさに“絵に描いたよう”な少女漫画の王道をキモ男子がやってみました的な展開。 どーした? みなちゃーん! これでいいのか 持ち前の天然パワーでチギッては投げチギッては投げ躱し続けてきたというのに。 ダブルミーニングなタイトルも意味深だし。 って、こんな読みで合ってるか甚だ疑問符


さよーならみなさん
西村 ツチカ
小学館 2013-10
(単行本)
★★★★
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