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七人の安倍晴明 / アンソロジー
夢枕獏さんの「陰陽師」に捧ぐ・・という感じで出版されたような。 晴明にいろんな角度からアプローチして、より「陰陽師」を楽しもう! 的なコンセプトだったろうと思われるが、わたしは獏さんの晴明に夢中で、晴明は一人よ! みたいな気持ちになってて正直読むのが怖かったりしてた(笑) そんな自分をちっちぇ〜なぁ〜と思いはじめた今日この頃・・やっと手にとってみたりしている。
オリジナルではないのは知っていた。 ただ長編の一部だとかエッセイの一部だとか引っ張ってきたりもしてるのね^^; やや乱暴というか・・とにかく出版! みたいなニオイを感じなくもないんだけど、獏さん以外読んだことなかったし、作品そのものはよいものが揃っているので、いいかなと。 懸念していたイメージの失望も起きなかったし。 獏さんの描く壮年期の超然とした晴明に、加門七海さんの描く気持ちの荒れた少年期を持つ過去があったかもしれないし、高橋克彦さんの描く老巧な晩年は透けて見えるようだし、ますます世界が膨らんたようで楽しい。 澁澤龍彦さんの「三つの髑髏」は、晩年の晴明と花山院との逸話なのだけど、これがもう〜とびきり幻想的でめくるめくロンドのような秀篇。 素敵だった。

収録作品
視鬼 / 高橋克彦
愛の陰陽師 / 田辺聖子
日本の風水地帯を行く −星と大地の不可思議− / 荒俣宏
晴明。 −暁の星神− / 加門七海
鬼を操り、鬼となった人びと / 小松和彦・内藤正敏
三つの髑髏 / 渋沢龍彦
下衆法師 / 夢枕獏


七人の安倍晴明
アンソロジー
文藝春秋 2001-11 (文庫)
夢枕獏さんの陰陽師の本
★★★
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