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本棚探偵の冒険 / 喜国雅彦
面白過ぎる。ギャグ漫画家の喜国さんが、如何にして古本マニア道を爆走しているかを綴ったエッセイ集です。乱歩邸の土蔵で乱歩の蔵書にまみれて我を忘れることから始まり、古本仲間の新本格系ミステリ作家さんたちとの交流(これがさり気に美味しいw)、本棚作り、函作り、豆本作りに心を躍らせたり、古本求めて熱い血を滾らせる怒涛の日々をウォッチング。
探す楽しみ。駆け引きの楽しみ。持ち帰る楽しみ。本棚に並べる楽しみ。それを眺める楽しみ。他人に自慢する楽しみ・・肝心の“読む楽しみ”が抜け落ちておりますw そんな古本野郎の古本野郎による古本野郎のための古本ロマンな一冊。
どんな世界だってマニアの領域に踏み込めば然りでしょうけれど、ツワモノ、クセモノ揃いです。古書店主の“その本は君にはまだ早いよ”ってw 物語の中の台詞かと思ってたら違うのよ・・
人類のお宝を仮初めに手中にしているかような、誇りとでもいうのか・・快感みたいなものがあるんだろうなぁ。誰かの手を経て、今ここにあり、やがていつかはこの手を離れていく・・そんな古本の海に漂う人々だから、自分たちまで付喪神みたいになっちゃってます。基本が本好きなので、うんうん! という面白さは勿論あるんですが、アナザーワールド感満喫でした^^
で。自分を振り返ってみると。今のところ基本は図書館利用です。よかった本は感動記念に購入するといった感じ。(大抵は文庫待ちですが何か?) 古本も購入しますが、安く読むための“貧乏本”ですので、マニアさんたちの跋扈する古本魔境には取り込まれていないはず・・ 因みに本書は、250円の中古本を捕獲。
自分はコレクター気質ではないと思っているんですけど、でも、自分色に染まった本棚を眺めてニンマリするような危険因子は持ち合わせております。(気持ち悪いとおっしゃる?) この本を読んでいると、そこんところをコショコショと絶え間なく刺激されて悶えてしまいます。何かのはずみにうっかり踏み外さないとは限りません・・
続編の「本棚探偵の回想」読みたさにウズウズしております。角田喜久雄著「底無沼」の鉛筆草稿贋作事件(?)の結末も気になるし・・ でも文庫の古本価格がまだ下がってないので、購入は見合わせにして、とりあえずは図書館本で。このド○チお財布感覚ではやっぱりロマンは追えないかもしれません(泣)


本棚探偵の冒険
喜国 雅彦
双葉社 2005-01 (文庫)
関連作品いろいろ
★★★
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