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本棚探偵の回想 / 喜国雅彦
本棚探偵の冒険」の続編。パワー落ちませんね^^ 流石に蒐集熱はクールダウンしてますが(集め尽くしてますから!)、それでもピンポイントで発動される本気度の振り子が振れ切っちゃってる感は健在。 さらに“古本”や“探偵小説”といった大好きなキーワード周辺の道楽を漁りまくっております。自分マニアの面目躍如。自分を楽しませることにかけて天才的だよね。この人。 もはや、追撃を許さない独走態勢の様相を呈しております。
今回は 神保町の全ての古書店で探偵小説関連の本を買うという無謀なゲームを敢行したり、日本出版界再建ショッピングに繰り出したり、叢書の表紙カットシリーズのトレカ作りに励んだり、自分色の足フェチアンソロジーを編む企てや、本の魔窟と化した日下三蔵宅への潜入などなど。濃ゆいツワモノなコラムがムギュッと詰め込まれています。「〜冒険」のメイキングも収められていたのは嬉しいかぎり。
見切り発車の行動力にはいつも感服してしまうんだけど、テキトーさと熱意の塩梅は何気にオトナで(何気にってw 失礼な! いえ、喜国さんには、わたしの中の永遠の少年像をつい重ね合わせてしまって・・)、キメ過ぎずダラケ過ぎず、いつも読んでいて気持ちのいい落としどころを用意してくれるんですよね。
創元推理文庫のウイルキー・コリンズ著「月長石」(780p)読破日報が楽しかったです〜。一日中、ながら尽くしの読書タイム。なんと贅沢な! こんな一日を一生送ってしまいたい〜。強敵古本ライバルの彩古さんを陥れるドッキリ妄想も楽しかったなぁ。古本市でいつも敗北している意趣返しですか本棚探偵? w
素人の書いたミステリの自費出版本を魔がさして(?)買ってしまった喜国さんw こういう本は一冊(だけ!)読んでみたいかも〜。ある意味最強のアンチ・ミステリだもんなぁ。 ま、喜国さんのツッコミがあるからこんなに楽しいのであって、独りで読んでたらストレス溜まるねぇ。きっと。。。
出版不況を何とか救いたいという熱い想いが、ページの至るところに脈打っていた感じです・・ ちょっぴり心を打たれてしまいました。でもごめんなさい><。 鬼畜なわたしは新古書店を有難く利用させて頂きたいと思います。だってやっぱり魅力的なんですもの! でもね。本書は新古書店の値下がりを待てずに新刊で(文庫だけど;;)購入しました。もちろん売ったりなんて致しません。だって面白いんですもの! 第3弾、「本棚探偵の生還」は、そろそろ出るかな? 出ますか? まだかな?

<ご参考>
潜入! 本棚探偵の凄い本棚 ← 美しさに拘る喜国本棚が拝めます。


本棚探偵の回想
喜国 雅彦
双葉社 2007-10 (文庫)
関連作品いろいろ
★★★
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