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じょなめけ / 嘉納悠天
日本近代出版の先駆者といわれる蔦屋重三郎の若き日の物語。 通油町に進出する前の、吉原大門の傍で書肆を開いていた20代の頃の蔦重です。 おバカでエッチで、でも男気があって、面倒見のよいエネルギッシュな若者です。
まだ無名の山東京伝(伝蔵さん)や、絵師のたまごの歌麿(勇助少年)、偉人なのか奇人なのか判然としない源内先生、定九郎で有名な初代中村仲蔵(蔦重の義理の甥ってホントなの?)など、脇役陣も豪華で、蔦重との絡みに笑ったり、ホロッとさせられたり。 もちろん舞台が吉原なので、綺麗な花魁との細やかな機微や、桃色絵巻なんかも盛り込まれていたりして。
元禄の最盛期から80年、活気を失くした吉原の再建を目指して奮闘する姿に惚れてしまいそうです。 吉原細見(吉原のガイドブック)のリニューアルに奔走したり、イベントを企画したり、宣伝攻勢かけたり、噂を逆手に取って巻き返しを図ったり、名プロデューサーの片鱗を如何なく発揮してます。
こうやって、人々の望むものを鋭く見抜く力や先見性を身につけていったんだろうな、そして少しずつ広がっていく豊かな人脈が、一つの財産になっていくんだろうなって・・ 未来の蔦重が自然と思い描けるようなストーリーテリング。 快作です。
全3巻で第一幕が終了。 第二幕はいつ頃が舞台なんだろうか。 突然オッサンになってたら寂しいかも;; ま、オッサンになってからが本領発揮ではあるんだが。

<ご参考>
蔦屋耕書堂 ← 蔦屋重三郎を紹介しているサイトさん。


じょなめけ 1巻2巻3巻
嘉納 悠天
講談社 2007-12〜2008-03 (単行本)
関連作品いろいろ
★★
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