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当世浮世絵類考 猫舌ごころも恋のうち / 蜜子
ほの淡く腐の薫る浮世絵師物語♪ 春信、歌麿、写楽、北斎、国貞、国芳、広重、暁斎、芳年・・ 江戸後期から明治初期に活躍した浮世絵師がザックザクw 萌え要素を前面に押し出して煮詰めて凝縮させたキャラがバリ立ちです。 大満足の面白さでした。 絵がムンムンと可愛いよぅ。
“浮世絵や逸話から想像を膨らませて絵師の心情を考察する”という作業を作者さんがきっちり踏んでおられるので、とっても説得力あるんです。 浮世絵師たちの逸話に因んだ掌編集なのですが、お友達関係がまたよろしくて。 まず、人物紹介を見て、相関図を見て、ニヤニヤ面が元に戻らなくなるの。ぐふふふふ・・
戯作者の馬琴が友情出演してるんですが、北斎×馬琴のキャットファイトが心擽ります。 いいぞっ! 馬琴っ! ナルシーでマザコンだけど実は意外と硬派な歌麿や、暗黒面に揺らめく鬱気質の芳年や、ちょっぴり天然系のトロさがカワユい広重や、それから国芳門下の落合芳幾って初めて知ったんですけど、クールなメガネ男子なのに師匠愛に厚いところが( ´艸`) 鳥居清政説を採用した泣き虫ヘタレ写楽や、国貞のちょっと性格悪いんじゃないの系も何気にお気に入りw
今、小さい国芳ブーム来てません? この漫画でも国芳は中心的存在として描かれていて、河治和香さんの「侠風むすめ」に始まる国芳一門浮世絵草紙シリーズに出てきたエピソードのあれこれがここにも! ってことは創作ではなくてしっかり典拠があったのかー! と今更気付いて感動してました^^; 「猫絵十兵衛御伽草紙」の十兵衛の師匠も国芳がモデルだし♪
でもね。ニヤニヤして油断してると、歌麿の「女姿」の蔦重の台詞がジーンと沁みたり、暁斎の「子どもの気持ち」にはうっかり泣いてしまった><。 ペーソスの混ざり加減も程よかったと思う。
月代のお兄さんが出てくるだけで3割り増しくらいにテンションが上がってる自分は確実にハゲージョ認定だと思った。 ハゲージョはマイノリティに違いないと自覚はしているのです。ちゃんと。 でもこれ続編出て欲しいよぅ。ハゲしく切望。
北斎と同棲中の英泉と、写楽の世話女房の十返舎一九ももっと出してー。


当世浮世絵類考 猫舌ごころも恋のうち
蜜子
ふゅーじょんぷろだくと 2009-10 (単行本)
関連作品いろいろ
★★★
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